コミティア117 出張編集部持込みレポート(ジャンルは男性向け)
- 2016/08/27
- 00:53
出張編集部いってきたレポートです!
コミティア117 出張編集部持込みレポート(ジャンルは男性向け)
今回成人向け雑誌出してる編集部は二社来てた。だから両方いくつもりでいた。
■一社目(GOT)
「コミティア開場したら一般参加者で持込みする人で混むかなーー」とか思ったので
開場前に一回行こうと思ってた。
支度でバタバタして、11時ちょっと前に行けた。
しかしこの編集部コーナーが、わがエロマンガ島から遠いんだ…
2ホール歩いて反対側なのね。
けっこう待つのかな?と思って「とりあえず番号札だけ取ろう」と思ったらGOTのブースは
二人見てもらってる最中で待ってる人いなかった。
下(嗚呼ッもう11時で開場!!スペースにお知らせ書いて来ればよかった!!><)
またエロマンガ島に戻って、連絡用のスケッチブックにヘロヘロの字で
「出張編集部に行ってきます」と書いて立てておいた。
再び編集部コーナーへ。はあはあ。
受付のところに、編集部ごとの申込用紙がずらーっと並んでいる。
(これに整理番号がついてる)
GOTの申込用紙取ったら3番だった。
ここに氏名・年齢・在住の都道府県・電話番号・投稿歴やプロの人なら掲載歴
なんかを書く。これは編集部にそのまま渡すので、書きたくない個人情報は書かなくてもいいみたい。
(普通に書いたけど)
GOTは三誌の持込みを受け付けてた。その中で志望する雑誌に丸つけるんだけど
私はマグナム(熟女系)にした。今回鬼婆書くのが楽しかったので、そっち系いこうかなと。
さてブースへ…
GOTのブースには一人だけ見てもらってる人がいて、すぐ自分の番になった。
最初に、サークル名とPNを一覧表に記入した。
自分より前に来てる人の名前見たら知ってる名前(面識はない)だった。
(ああ~~あの人もプロ目指してるんだ!ひそかに応援しよう…)
今回持ち込んだのは新刊として出した「日本えろ昔ばなし さんまいのおふだ前篇」
(前篇かよ!)
しかしとにかく見てもらいたかったので突入
※一応二年前に出した「だいすきおねえちゃん」も持っていった。
私はデジ仕上げなので、刷りだしを持っていった(同人誌でもいいんだが、読みやすいかなと思って)
原稿を渡して……
下(うう…読んでもらってる間の反応とかを見た方がいいような気がするが
その勇気がない…)
編集さんは読み終わって一言「面白いですね!」
編「個人的には好きなんですが…絵柄のことをいうと、この作品自体にはすごく合っているんですが
商業…的にいうとまあ、ちょっと無理があるかなと。
女の子はカワイイ方がいいですね、あとやはり人外よりは人間のほうがウケがいいです。」
編「あと、この男の子を前面に出して描きたいような雰囲気を感じたんですが」
下(バレてる……)「ハイその通りです」
編「まあ男性向けの雑誌になりますので、女の子の方を冒頭から出すようにしたり
大きくメインで描く、ということを念頭に置くといいと思います。
この作品でということじゃなく、商業向けの作品にするならということで」
編「ちなみに今までどのくらいページ数描かれました?」
下「パロディ含めてですか?」
編「はい」
下「100枚ちょっと…くらいです」
編「そうですか、それでしたら、もう少し一作品ごとの完成度をあげて、
あとスパンを短くして描いていく方がいいです。
年齢的なものも考えると。
腕とかまだ描きなれていない感じがするので、たくさん描いていってください」
下「こちらで描いてはいけないジャンルはありますか?」
編「うちで描いてはいけないのは警察、あとは実在の人物や団体、それと獣姦ですね
あとは女性同士もダメですね、読者が男性ですので、男女の組み合わせで
必ず挿入・絶頂まで行く、というのが基本です」
下「本誌拝見しましたが、ファンタジーものも大丈夫みたいですが
触手は……」
編「触手はやってないですね、やっぱり男女が基本です」
編「(さんまいのおふだの)これ後篇はどうなるんですか?個人的に昔話とか好きで…
あの昔話の『三枚のお札』をこう描いたか~という感じですね」
(後篇のことを聞かれると予想していなくて、ちゃんと説明できず
一枚紙にでもまとめてくればよかった…orz)
そのあと、商業のことは関係なく、さんまいのおふだ後篇についての
アドバイスもいただいてすごく嬉しかった。(すごくいいアイデアだった後篇に取り入れる予定)
20分くらい見てもらえたよ!
■エロマンガ島にて
スペースに戻って(11時半ごろ)お茶をがぶ飲み。
新刊買ってくださる人もきてくれて嬉しい!!
スケブ頼まれて描いたり、お昼食べたりして。
下(二社目何時ごろ行こうかな…)
下(うう…もう一社か…同じ感じのコメント頂くだけじゃないのかな…
でも「編集部二か所いかないうちは買い物に行かない」って決めたし
よし…二時!二時になったら行く…行くぞ……)
※一社目でへこまされたとかじゃ全然ないのになんだかな~と思うけど
とにかくぐるぐるするんですよ…持込み5社とか回る人ホントすごい…
よし、出航だ!!さらばエロマンガ島!
(脳内をパイレーツオブカリビアンの曲が流れる)
■二社目(リイド社 コミッククリベロン)
14時すぎに到着して、番号札は15番。先に見てもらってる人が二人いた。
手の空いてる編集さんが「リイドカフェ(一般向け)ですか?」
下「いえ…クリベロンでス…」
後ろの椅子で待つこと数分。
今回は刷りだしだけじゃなくて、同人誌も持ってきた。
刷りだしを渡して、
下「今回の新刊なんですけど、あの前篇だけなので、前に出した本も持ってきました」
読んでもらってる間の反応が相変わらず見れない。机のヘリあたりをうろうろ見る
下(ううう…この時間…ッ)
すると、最初に見てくださった編集さん(Aさんとする)が、お隣の編集さん(Bさん)が
持ち込みの対応終わったのをみて
A「ちょっ、これ読んでみてくださいよ!」と同人誌のほうを渡した。
読み終わって
A「面白いですね!!
うちではこういう昔話も大丈夫です。
まあ、絵のことを言うと、妖怪じみた存在とはいえ女の子は
もうちょっときれいにというか美人にしたほうが…」
B「イヤ、このままでイイね!!」
A&下「「いいんですか!?」」
A「あ、この人が編集長なんですよ」
B「もうこのまま掲載してもいいくらいだね!」
A&下「「ええええ!?」」
B「16Pだったらどれくらいで描けますか?」
下「(オヨヨヨヨヨ)えっと、二か月…いや三か月くらいで…」
※今回のさんまいのおふだは、24Pとカラー表紙で七か月かかってる。
でも脳内で時間のやりくり計算して、なんとかこれくらいでってのが三か月だった
B「それだとちょっとかかりすぎですね。
例えばですが、毎月24Pを描くと、200ページの単行本が八か月で出るんですね。
二か月に一本だと一年半、
それが三か月、ということになると
単行本にまとめるときに、最初の作品が古すぎて作家さんが嫌がったり
書き直しだとかでてくるので…
単行本が出てはじめてこう利益的にうまくいく部分があるので、描く速さは
基本的に必要です」
B「同人誌として出した作品を
お預かりして、こちらのタイミングで使わせていただく
というケースもありますが
そうではなくて、最初から本誌に向けて描く、というのであれば
次回はキャラ表と作品概要をまず送ってもらって
編集とやりとりして行くことになります」
※割愛するけど原稿料のことも詳しく教えてもらえた
下「描いてはいけないものはありますか?」(←毎回聞くことにしている質問)
B「とりあえず、ないですね!」
下(ない!!??)「あの触手ものは…」
B「大丈夫ですよ!」
A「あ、そうですねえ~ハードなスカはちょっと…」
B「大丈夫だよ!ハードでも!!」(キラッ!)
下「あああスカは描きませんので大丈夫です…!!」
あとは、自分でも気に入ってるシーンをほめてもらって超嬉しかった…
A「鬼婆が最初に出るところとかインパクトありますし、
このち●こまみれのシーンは狂気を感じてイイですね!
このあたり(鬼婆が変化するところ)とかもいいと思います」
B「このフォントは、もともとこういう潰れてる感じのフォントなんですか?」
下「これはoradano明朝っていうフリーフォントですごいかっこいいんですよ~」
20分くらい見てもらえた。よかった…行ってよかった…
■まとめ
…というわけで、初めての出張編集部に行ってきました。
編集部によって何もかも違うんだなってホント思った。
あと、やっぱりもっとバリバリ書かなきゃいけないと思ったので、
漫画の時間をもっと取れるようにして
さっそく二社目のほうにキャラ表とか送ってみます。
やっぱり出張編集部行ってよかったあああ!
コミティア万歳!!
■…まとめのその後
キャラ表を送ることになったので、
ストックしてあるアイデアのうち、毛色の違う三つの話の
キャラ表とあらすじをまとめた。
それで今日昼に、いただいた名刺のアドレスに送ってみた
これ送ったあと結構待ったりするのかなと思ってたら、今日返事がきて、
「ひとつめの話をモノクロ16Pでネーム切って下さい」
ですって!!!わああ!!!
というわけで、クリベロンに載れるようにがんばります!!!
時間とるためにパソコン仕事も減らしたので、あとはやるだけだ!!うわーー
コミティア117 出張編集部持込みレポート(ジャンルは男性向け)
今回成人向け雑誌出してる編集部は二社来てた。だから両方いくつもりでいた。
■一社目(GOT)
「コミティア開場したら一般参加者で持込みする人で混むかなーー」とか思ったので
開場前に一回行こうと思ってた。
支度でバタバタして、11時ちょっと前に行けた。
しかしこの編集部コーナーが、わがエロマンガ島から遠いんだ…
2ホール歩いて反対側なのね。
けっこう待つのかな?と思って「とりあえず番号札だけ取ろう」と思ったらGOTのブースは
二人見てもらってる最中で待ってる人いなかった。
下(嗚呼ッもう11時で開場!!スペースにお知らせ書いて来ればよかった!!><)
またエロマンガ島に戻って、連絡用のスケッチブックにヘロヘロの字で
「出張編集部に行ってきます」と書いて立てておいた。
再び編集部コーナーへ。はあはあ。
受付のところに、編集部ごとの申込用紙がずらーっと並んでいる。
(これに整理番号がついてる)
GOTの申込用紙取ったら3番だった。
ここに氏名・年齢・在住の都道府県・電話番号・投稿歴やプロの人なら掲載歴
なんかを書く。これは編集部にそのまま渡すので、書きたくない個人情報は書かなくてもいいみたい。
(普通に書いたけど)
GOTは三誌の持込みを受け付けてた。その中で志望する雑誌に丸つけるんだけど
私はマグナム(熟女系)にした。今回鬼婆書くのが楽しかったので、そっち系いこうかなと。
さてブースへ…
GOTのブースには一人だけ見てもらってる人がいて、すぐ自分の番になった。
最初に、サークル名とPNを一覧表に記入した。
自分より前に来てる人の名前見たら知ってる名前(面識はない)だった。
(ああ~~あの人もプロ目指してるんだ!ひそかに応援しよう…)
今回持ち込んだのは新刊として出した「日本えろ昔ばなし さんまいのおふだ前篇」
(前篇かよ!)
しかしとにかく見てもらいたかったので突入
※一応二年前に出した「だいすきおねえちゃん」も持っていった。
私はデジ仕上げなので、刷りだしを持っていった(同人誌でもいいんだが、読みやすいかなと思って)
原稿を渡して……
下(うう…読んでもらってる間の反応とかを見た方がいいような気がするが
その勇気がない…)
編集さんは読み終わって一言「面白いですね!」
編「個人的には好きなんですが…絵柄のことをいうと、この作品自体にはすごく合っているんですが
商業…的にいうとまあ、ちょっと無理があるかなと。
女の子はカワイイ方がいいですね、あとやはり人外よりは人間のほうがウケがいいです。」
編「あと、この男の子を前面に出して描きたいような雰囲気を感じたんですが」
下(バレてる……)「ハイその通りです」
編「まあ男性向けの雑誌になりますので、女の子の方を冒頭から出すようにしたり
大きくメインで描く、ということを念頭に置くといいと思います。
この作品でということじゃなく、商業向けの作品にするならということで」
編「ちなみに今までどのくらいページ数描かれました?」
下「パロディ含めてですか?」
編「はい」
下「100枚ちょっと…くらいです」
編「そうですか、それでしたら、もう少し一作品ごとの完成度をあげて、
あとスパンを短くして描いていく方がいいです。
年齢的なものも考えると。
腕とかまだ描きなれていない感じがするので、たくさん描いていってください」
下「こちらで描いてはいけないジャンルはありますか?」
編「うちで描いてはいけないのは警察、あとは実在の人物や団体、それと獣姦ですね
あとは女性同士もダメですね、読者が男性ですので、男女の組み合わせで
必ず挿入・絶頂まで行く、というのが基本です」
下「本誌拝見しましたが、ファンタジーものも大丈夫みたいですが
触手は……」
編「触手はやってないですね、やっぱり男女が基本です」
編「(さんまいのおふだの)これ後篇はどうなるんですか?個人的に昔話とか好きで…
あの昔話の『三枚のお札』をこう描いたか~という感じですね」
(後篇のことを聞かれると予想していなくて、ちゃんと説明できず
一枚紙にでもまとめてくればよかった…orz)
そのあと、商業のことは関係なく、さんまいのおふだ後篇についての
アドバイスもいただいてすごく嬉しかった。(すごくいいアイデアだった後篇に取り入れる予定)
20分くらい見てもらえたよ!
■エロマンガ島にて
スペースに戻って(11時半ごろ)お茶をがぶ飲み。
新刊買ってくださる人もきてくれて嬉しい!!
スケブ頼まれて描いたり、お昼食べたりして。
下(二社目何時ごろ行こうかな…)
下(うう…もう一社か…同じ感じのコメント頂くだけじゃないのかな…
でも「編集部二か所いかないうちは買い物に行かない」って決めたし
よし…二時!二時になったら行く…行くぞ……)
※一社目でへこまされたとかじゃ全然ないのになんだかな~と思うけど
とにかくぐるぐるするんですよ…持込み5社とか回る人ホントすごい…
よし、出航だ!!さらばエロマンガ島!
(脳内をパイレーツオブカリビアンの曲が流れる)
■二社目(リイド社 コミッククリベロン)
14時すぎに到着して、番号札は15番。先に見てもらってる人が二人いた。
手の空いてる編集さんが「リイドカフェ(一般向け)ですか?」
下「いえ…クリベロンでス…」
後ろの椅子で待つこと数分。
今回は刷りだしだけじゃなくて、同人誌も持ってきた。
刷りだしを渡して、
下「今回の新刊なんですけど、あの前篇だけなので、前に出した本も持ってきました」
読んでもらってる間の反応が相変わらず見れない。机のヘリあたりをうろうろ見る
下(ううう…この時間…ッ)
すると、最初に見てくださった編集さん(Aさんとする)が、お隣の編集さん(Bさん)が
持ち込みの対応終わったのをみて
A「ちょっ、これ読んでみてくださいよ!」と同人誌のほうを渡した。
読み終わって
A「面白いですね!!
うちではこういう昔話も大丈夫です。
まあ、絵のことを言うと、妖怪じみた存在とはいえ女の子は
もうちょっときれいにというか美人にしたほうが…」
B「イヤ、このままでイイね!!」
A&下「「いいんですか!?」」
A「あ、この人が編集長なんですよ」
B「もうこのまま掲載してもいいくらいだね!」
A&下「「ええええ!?」」
B「16Pだったらどれくらいで描けますか?」
下「(オヨヨヨヨヨ)えっと、二か月…いや三か月くらいで…」
※今回のさんまいのおふだは、24Pとカラー表紙で七か月かかってる。
でも脳内で時間のやりくり計算して、なんとかこれくらいでってのが三か月だった
B「それだとちょっとかかりすぎですね。
例えばですが、毎月24Pを描くと、200ページの単行本が八か月で出るんですね。
二か月に一本だと一年半、
それが三か月、ということになると
単行本にまとめるときに、最初の作品が古すぎて作家さんが嫌がったり
書き直しだとかでてくるので…
単行本が出てはじめてこう利益的にうまくいく部分があるので、描く速さは
基本的に必要です」
B「同人誌として出した作品を
お預かりして、こちらのタイミングで使わせていただく
というケースもありますが
そうではなくて、最初から本誌に向けて描く、というのであれば
次回はキャラ表と作品概要をまず送ってもらって
編集とやりとりして行くことになります」
※割愛するけど原稿料のことも詳しく教えてもらえた
下「描いてはいけないものはありますか?」(←毎回聞くことにしている質問)
B「とりあえず、ないですね!」
下(ない!!??)「あの触手ものは…」
B「大丈夫ですよ!」
A「あ、そうですねえ~ハードなスカはちょっと…」
B「大丈夫だよ!ハードでも!!」(キラッ!)
下「あああスカは描きませんので大丈夫です…!!」
あとは、自分でも気に入ってるシーンをほめてもらって超嬉しかった…
A「鬼婆が最初に出るところとかインパクトありますし、
このち●こまみれのシーンは狂気を感じてイイですね!
このあたり(鬼婆が変化するところ)とかもいいと思います」
B「このフォントは、もともとこういう潰れてる感じのフォントなんですか?」
下「これはoradano明朝っていうフリーフォントですごいかっこいいんですよ~」
20分くらい見てもらえた。よかった…行ってよかった…
■まとめ
…というわけで、初めての出張編集部に行ってきました。
編集部によって何もかも違うんだなってホント思った。
あと、やっぱりもっとバリバリ書かなきゃいけないと思ったので、
漫画の時間をもっと取れるようにして
さっそく二社目のほうにキャラ表とか送ってみます。
やっぱり出張編集部行ってよかったあああ!
コミティア万歳!!
■…まとめのその後
キャラ表を送ることになったので、
ストックしてあるアイデアのうち、毛色の違う三つの話の
キャラ表とあらすじをまとめた。
それで今日昼に、いただいた名刺のアドレスに送ってみた
これ送ったあと結構待ったりするのかなと思ってたら、今日返事がきて、
「ひとつめの話をモノクロ16Pでネーム切って下さい」
ですって!!!わああ!!!
というわけで、クリベロンに載れるようにがんばります!!!
時間とるためにパソコン仕事も減らしたので、あとはやるだけだ!!うわーー